続いて、オゾンを利用した空気清浄機(空間清浄機)に関してです。
今回は、このオゾンに関して勉強するのが
一番の目的でした。
何機種か、オゾンを空間に排出して除菌するというものがありましたが
色々と話を聞きながら、
自分の疑問に明確に答えてくれるメーカー様は
残念ながらありませんでした。
私のオゾン利用機種に対する疑問は
①安全性(人体への影響)
②オゾンの除菌のメカニズム
③空間除菌能力の効果の程
の3つでした。
まずは①安全性についてです。
オゾンは人体に悪影響を与えるという事が
一般に広く知られていると思います。
②の除菌のメカニズムに通じると思いますが
オゾン分解
(オゾンによって有機化合物の炭素-炭素二重結合を酸化切断する酸化反応・・・ウィキペディアより)
によって、人間の細胞そのものにダメージを与えるのではないかと思います。
その上で、オゾン利用機種のメーカー様は
「人体に安全な濃度でオゾンの排出をしている」
と言います。
しかし、私はこう思ってしまいます。
「自分の体にダメージを与えるものを
体内に取り込みたくはないな」と。
おそらく、メーカー様の言う「安全な濃度」は
『人体の自己修復機能によって修復される程度にしか
ダメージを与えない濃度』なのではないでしょうか?
なぜなら『オゾンは人体に有害な物質』
という大前提は崩れないからです。
また、こうも思ってしまいます。
各メーカー様はエビデンスを明確にする為に
実験をしてらっしゃいます。
基本的に、ある大きさの密閉空間内に装置を設置し
除菌能力を測定されていることと思います。
ここで、お聞きしたいのが
『細菌類を入れない条件で
あなたなら、その実験空間内に入って行けるのか?』
という事です。
つまり、実験時の状況で除菌力があるのは確認できるでしょう。
しかし、その実験時の状況は人体に本当に影響を与えないのか?
という事です。
これに関しても、今後の情報収集と勉強が必要だと感じました。
また、②の除菌メカニズムに関しては
上記のようにウィキペディアにも紹介されているので
納得できるものだと思います。
最後に③の空間除菌能力の効果の程に関してです。
皆さんは、以前、次亜塩素酸水の空間噴霧に対して
除菌効果がある、ない又は薄い、の論争があったのを
覚えてらっしゃることと思います。
あの時に、効果がない又は薄いとされた理由の一つとして
『ミスト状(粒状)になった次亜塩素酸水と
立体空間内にあるウィルス・細菌類とが
接触する確率の低さ』
があったと思います。
要するに、非常に細かな物質同士が
立体空間内で接触する確率は非常に低い
という事ですね。
オゾンにも同じことが言えると私は思っています。
しかも、オゾンは分子の状態であり
ミスト状の次亜塩素酸水よりも
さらに小さい状態です。
実際に利用する空間でどうなのかな?
と思っています。
どちらにしても、私自身は
最初に、深紫外線を利用した製品を取り扱おうと決断した理由である
『安全性』を第一に考え
その『安全性』が明確に担保されない限りは
様子を見守りたいと思います。
その③に続く
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